がん検診を受けてほしい対象者がいます。多くの場合がんを罹患しやすいと言われている40代から受けることがおすすめですが、たとえば最近多くなっている子宮頸がんであれば対象は20歳からになっています。がん検診によってそれぞれに対象年齢がありますので、よく調べてから受けるようにしましょう。また生活習慣によっても受けるべき検診の種類が異なります。
がん検診の対象となっている部分は、胃、大腸、肺、女性であれば子宮と乳房になっており、どれもこれらの部分は日本人が罹患しやすいがんの部分です、たとえば飲酒を好む人であれば、胃や大腸、そして女性であれば乳がんのリスクが高まりますので、受けてほしい検診です。また受けてほしい対象者として、健康であることを自覚している人も対象になります。何にも異常を感じない人ほど、がん検診を受けるべきと言えるでしょう。がんは自覚症状がない時に、発見されるのが最も治療に大きな効果をもたらします。
自分で健康だと自覚していても、体のどこかで病巣がある可能性があります。自覚症状がない段階で見つけることに意味がありますので、健康な人ほど受けてほしい検診です。自覚症状があるような場合は、まずは医療機関を受診するほうが、迅速に対応することができます。安いからという理由で、がん検診を受ける人がいますが、あくまでも異常か健康かを振り分ける検診になりますので、自覚症状がある場合は、専門的な観点から見てもらう方が正しい検診になります。