人間ドックでは30項目以上の検査が受けられます

健康診断と人間ドックは、どちらの検査も身体に異常がないかどうかを確認するために行うものと言えます。健康診断に関しては職場や学校、自治体で行われるもので、法令によって義務付けられているものとなっています。人間ドックは法令で義務付けられているものではなく、任意として本人の希望で医療機関を選択して受診することができる検査です。人間ドックと健康診断の違いは、自分で医療機関を選択できることや、本人の意思で受診している点と言えます。

健康診断では糖尿病や心臓病、肺疾患などを対象とした、7から24項目の検査を行っています。健康診断の検査内容として、血液検査が実施されることはありますが、それによって身体の全てのことが分かるというわけではありません。健康診断において分かるものは、肝臓や腎機能、痛風、糖尿病、貧血、コレステロール値などになります。人間ドックでは1日コースや1泊2日コース、半日ドックなど様々なものを選択できるようになっていて、およそ30項目以上の検査を行います。

健康診断の内容としては含まれていないような腹部のCTやエコー、膀胱のエコー、胃カメラ検査などを受けることが可能です。初期のがんを発見することも可能となっていますし、希望に応じて医師を紹介してもらえることもあります。人間ドックを今までに受診したことがない方の場合には、医師に何の質問をしたら良いのか判断できない方もいると思います。大切になってくることは、自分に合っている検査は何なのかについて質問することが、その後の健康維持のために効果的となります。

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